タイ移住に英語は必要?バンコク生活のリアルな語学事情と生存戦略
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タイ移住に英語は必要?バンコク生活のリアルな語学事情と生存戦略

「タイ移住に憧れるけど、英語もタイ語も話せないから不安...」

そんな風に思って、移住への一歩を踏み出せずにいませんか?

結論から言います。タイ移住に、流暢な英語は必要ありません。

もちろん、話せるに越したことはありませんが、「中学レベルの単語」と「文明の利器(スマホ)」があれば、十分に快適な生活を送ることができます。

この記事では、バンコク在住の筆者が感じる「リアルな語学事情」と、英語力ゼロでもタイで楽しく暮らすための「生存戦略」を徹底解説します。

参考動画: ノマドに英語は必要?

実録:ノマド3人に聞いた「英語使ってる?」

先日、バンコクで活動する日本人ノマド3人で「ぶっちゃけ英語って必要?」という対談をしました。

その時のリアルな結果がこちらです。

  • Aさん(在住歴長・英語ペラペラ): 「英語は絶対話せた方が楽しい。深い情報のキャッチアップができる」
  • Bさん(英語苦手): 「話せないけど、ノマド生活は問題なくできている」
  • Cさん(英語苦手): 「話せないけど、Google翻訳とジェスチャーで何とかなってる」

結論:3人中2人が英語を話せなくても、タイでノマド生活を送れています。

これがリアルな現状です。

そもそも、タイで英語は通じるの?

「タイは観光大国だから、どこでも英語が通じる」と思っていませんか?実はこれ、半分正解で半分間違いです。

エリアと階層で全く違う「英語通用度」

タイの英語事情は、「誰と話すか」「どこにいるか」で極端に変わります。

場所・シチュエーション英語通用度リアルな状況
高級ホテル・デパート★★★★★スタッフは綺麗な英語を話します。全く問題なし。
コンドミニアムの受付★★★★☆基本的な会話はOK。込み入った契約の話は翻訳アプリが必要かも。
私立病院(大手)★★★★★医師は欧米留学経験者も多く、ネイティブレベル。日本語通訳がいる場合も。
タクシー・バイタク★☆☆☆☆ほぼ通じません。「Go straight」「Stop」などの単語とジェスチャーのみ。
屋台・ローカル食堂★☆☆☆☆メニュー指差しで注文。「No spicy」くらいは通じることも。
役所(イミグレ)★★☆☆☆担当官によりますが、意外と通じないことも多いです。

このように、移住者が普段生活するような「少し良いエリア(スクンビットなど)」や「ショッピングモール」では英語が通じますが、一歩ローカルに踏み込むと、途端にタイ語しか通じなくなります。

「中学生レベルの英語」で十分な3つの理由

「えっ、ローカルで通じないなら、やっぱりタイ語が必要なんじゃ...」と不安になる必要はありません。私が「英語(それもカタコト)で十分」と断言する理由は3つあります。

1. タイ人もネイティブではないから

これが最大の理由です。相手にとっても英語は「第二言語」。

完璧な文法で早口に話されるよりも、単語を並べただけのシンプルな英語の方が伝わりやすいです。

  • × "Could you please tell me how to get to the station?"
  • 〇 "Station, where?" (駅、どこ?)

これで十分です。お互いに単語とジェスチャーで意思疎通を図る、この「ゆるさ」がタイの魅力でもあります。

2. ノンバーバル・コミュニケーション(笑顔)が最強

タイは「微笑みの国」。言葉が詰まっても、とりあえず笑顔で合わせておけば、相手も笑顔で返してくれます。

欧米圏のような「英語が話せないと相手にされない」というプレッシャーはほとんどありません。

3. 日本人コミュニティの存在

バンコクには数万人の日本人が住んでいます。

日系のスーパー(フジスーパー、Donki)、日系クリニック、日本食レストラン...。

「プロンポン」や「トンロー」といった日本人居住区に住めば、極論、日本語だけでも生活が完結してしまいます。

詳しいエリア情報はこちらの記事も参考にしてください。

バンコクの日本人居住エリア解説

それでも「英語ができた方がいい」本当の理由

「生活できるなら英語はいらない?」と聞かれると、答えはNOです。

対談の中で出た、「英語ができる人の圧倒的なメリット」を紹介します。

「一次情報」のスピードと質が違う

例えば、IT業界やAI(人工知能)のトレンドは、世界中からバンコクに集まるエンジニアたちが持っています。

実際、私の知人のロシア人エンジニアから「最先端のAIエージェント開発の話」を聞いた際、その情報はまだ日本のメディアには一切出ていないものでした。

英語ができると、こうした「世界最先端の情報」にリアルタイムでアクセスできます。

生活はできても、ビジネスチャンスや深い交流の機会を広げたいなら、英語は最強の武器になります。

ただ、「英語ができるようになってから移住しよう」と考えるのは間違いです。

環境が人を変える

日本で英語を勉強しようと思っても、なかなか続きませんよね?

しかし、タイに来てしまえば「英語を話さないといけない環境(または話せた方が楽しい環境)」に身を置くことになります。

  • 「あの子と仲良くなりたい」
  • 「あのエンジニアの話をもっと聞きたい」

この「必要性」こそが、最強の学習モチベーションになります。

まずは飛び込んでみて、走りながら覚える。これが最短ルートです。

英語力ゼロでも生き抜く!3つの生存戦略

とはいえ、最低限のコミュニケーションは必要です。語学力をカバーするための具体的な戦略を紹介します。

戦略1: 「Google翻訳」と「Googleレンズ」を使い倒す

これらがなければ、私のタイ生活も詰んでいたでしょう。

  • Google翻訳: タクシーで行き先を伝える時、細かい要望を伝える時に、タイ語画面を見せれば一発です。
  • Googleレンズ: カメラをかざすだけで翻訳してくれます。タイ語だらけのメニューや、郵便物の解読に必須。

戦略2: 配車アプリ「Grab」を使う

タクシー運転手との「行き先が伝わらない」「ぼったくられる」というトラブルは、言葉の壁による最大のストレスです。

配車アプリのGrabBoltを使えば、行き先はアプリで指定済み、料金も明朗会計。一言も話さずに目的地に到着できます。

戦略3: 最初だけ「エージェント」を頼る

コンドミニアム契約やビザの申請など、失敗できない手続きはプロに頼りましょう。

日系の不動産屋やビザ代行業者を使えば、日本語で全てサポートしてくれます。多少の手数料は「安心料」と割り切りましょう。

覚えるべきは英語より「サバイバル・タイ語」

もし勉強する気があるなら、難しい英語フレーズを覚えるよりも、「毎日使うタイ語の単語」を10個覚える方が100倍役立ちます。

これだけ覚えておけば、好感度が爆上がりします。

これだけでOK!必須タイ語10選

  1. 1 サワディー クラップ/カ (こんにちは) - 基本中の基本。
  2. 2 コープクン クラップ/カ (ありがとう) - 笑顔で言いましょう。
  3. 3 アライ ナ? (何ですか?) - 聞き取れない時に。
  4. 4 マイ ペン ライ (気にしないで/大丈夫) - タイの精神。トラブルがあってもこれで解決。
  5. 5 アオ アン ニー (これください) - 指差しながら。
  6. 6 マイ アオ (要りません) - 物売りやビニール袋を断る時に。
  7. 7 タオライ? (いくら?) - 買い物で必須。
  8. 8 ロット ダイ マイ? (安くできますか?) - 市場での値切りに。
  9. 9 アロイ (美味しい) - 屋台のおばちゃんに言うとサービスしてくれるかも?
  10. 10 ホン ナーム ユー ティー ナイ? (トイレはどこですか?) - 緊急時に。

※男性は語尾に「クラップ」、女性は「カ」を付けます。

まとめ:言葉の壁を理由に諦めるのはもったいない

タイ移住において、英語力は「あれば便利だけど、なくてもなんとかなる」程度のものです。

特にバンコクは、世界でもトップクラスに「外国人が住みやすい都市」です。

言葉の不安よりも、「行ってみたい!」という好奇心を大切にしてください。

住んでしまえば、人間なんとかなるものです。

そして、必要に迫られれば、自然と言葉も覚えます。

まずは短期滞在で、その「なんとかなる感」を肌で感じてみてはいかがでしょうか?

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