ノマドワーカーの現実|キラキラした理想は嘘?現役海外ノマドが「8つの真実」を正直に語る
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キャリア・移住

ノマドワーカーの現実|キラキラした理想は嘘?現役海外ノマドが「8つの真実」を正直に語る

「世界中を旅しながら、好きな場所で働く」

「ビーチサイドでPCを開いて、優雅に仕事をする」

SNSで流れてくるノマドワーカーのキラキラした生活を見て、「自分もこうなりたい!」と憧れたことはありませんか?

しかし、現実はそう甘くありません。

実際に海外に出て生活してみると、「思っていたのと違う...」という壁にぶつかることも少なくありません。

今回は、バンコクを拠点に活動する現役ノマドワーカーたちが、AIが提示した「ノマドの理想」に対して、実際のところはどうなのか(現実)を赤裸々に語ります。

これから海外ノマドを目指す人が、変な期待をして失敗しないための「リアルな体験談」です。

理想1:世界一周しながら働ける?

理想: 今日はバリ、来月はスペイン、次はハワイ...。飛行機とPCさえあれば、どこでも収入が途切れない。

現実:可能だが、時差と移動疲れで死ぬ

結論から言うと「可能だけど、やりたくない」が本音です。

特にアジアからヨーロッパ、アメリカへと移動する「世界一周」スタイルの場合、最大の敵は「時差」です。日本のクライアントと仕事をしている場合、昼夜逆転の生活になり、体調管理が非常に難しくなります。

また、移動そのものが体力を消耗します。「移動日は仕事にならない」ことも多く、頻繁に場所を変えると生産性が落ちてしまいます。

リアルな落とし所:

  • エリアを絞る: 東南アジア内(タイ→ベトナム→マレーシアなど)なら時差の問題はほぼありません。
  • 拠点を決める: 1ヶ月〜数ヶ月単位で滞在し、週末に周辺を旅行するスタイルが現実的で快適です(スローラベル)。

理想2:朝はビーチ、昼はカフェで仕事?

理想: リゾートホテルのプールサイドやビーチで、ココナッツジュース片手に優雅に仕事。

現実:暑いし眩しいし、PCが壊れそう

これは「ノマドあるある」の代表格ですが、ビーチで仕事はしません。

  • 暑い: PCが熱暴走します。
  • 眩しい: 画面が見えません。
  • 砂: PCに入り込みます。

実際にビーチリゾート(ダナンやプーケットなど)に行ったとしても、朝の散歩で海を楽しむことはあっても、仕事は冷房の効いた部屋やカフェでするのが現実です。

また、バンコクにはそもそも海がありません(笑)。

たまに「映え写真」として撮ることはあっても、日常的にこのスタイルで働いている人はほぼいないでしょう。

理想3:スマホ1台で収入が回る?

理想: PCすら開かず、スマホだけで仕組み化したビジネスを回し、1日1時間の労働でOK。

現実:ほぼ不可能。PCは必須

「スマホ1台で稼ぐ」というのは、よほどビジネスの仕組みができあがっている経営者レベルの話です。

動画編集、ライティング、プログラミング、デザイン...。一般的なノマドワークのほとんどはPC作業です。iPadすらメイン機にするのは厳しい場面も多いです。

「1日1時間」も夢のような話ですが、実際には駆け出しの頃ほど長時間労働になりがちです。

理想4:物価の安い国で「月10万円生活」?

理想: 日本で月30万円稼ぎ、物価の安い国で月10万円で暮らす。残りは全て貯金。

現実:可能だが、QOL(生活の質)を下げないとキツイ

これは「半分正解で、半分間違い」です。

確かに理論上は可能ですが、月10万円で暮らすとなると、ローカルなアパートに住み、ローカルフードのみを食べ、移動はバス...という生活になります。

せっかく海外に出てきたのに、我慢ばかりの生活ではストレスが溜まります。「日本と同じ水準の生活」を求めると、バンコクでもバンコクの生活費として月15〜20万円は必要です。

ただ、「日本にいる時と同じ収入を得て、生活コストを下げつつ貯金する」という戦略自体は非常に有効で、実際に多くのノマドが実践しています。

理想5:どんなに寝坊しても怒られない?

理想: 朝起きる時間は自由。午後から始動しても誰にも怒られない。

現実:その通り。ただし「自己責任」の重圧がある

これは事実です。

打ち合わせなどがなければ、いつ起きても、いつ寝ても自由です。

しかし、その裏返しとして「誰も管理してくれない」という怖さがあります。サボろうと思えばいくらでもサボれてしまうため、自己管理能力がないと収入が激減します。

「自由」は「楽」と同義ではありません。全ての責任を自分で負う覚悟が必要です。

理想6:コワーキングで世界中の人と繋がれる?

理想: 毎日が異文化交流。世界中の起業家やクリエイターと刺激的な出会いがある。

現実:これは本当!場所選びが重要

これはノマドの大きなメリットの一つで、実際に叶います。

バンコクやチェンマイのノマドコミュニティが集まる場所やコワーキングスペースには、世界中から面白い経歴を持った人たちが集まっています。カフェで隣になった人と話が弾み、そこから仕事や友人関係に発展することも珍しくありません。

ただ、自分から積極的に話しかけたり、コミュニティに参加する姿勢は必要です。黙って座っているだけでは何も起きません。

理想7:SNSでキラキラ生活を発信してインフルエンサーに?

理想: 「海外ノマド」という肩書きだけでフォロワーが増え、インフルエンサーになれる。

現実:武器にはなるが、発信力が全て

確かに「海外生活」はコンテンツとして強い武器になります。日本にいるときよりも、発信のネタには困りません。

しかし、ただ「海外にいるだけ」で人気が出るほど甘くはありません。そこから何を伝え、どういう価値を提供するかが重要です。

実際に、ノマド生活を発信してフォロワーを増やし、それが仕事に繋がっている人も周りにたくさんいます。

理想8:収入は青天井?

理想: 労働時間と収入が比例しない。やればやるほど稼げる。

現実:最初は時給0円からのスタート

会社員のように「座っていれば給料がもらえる」わけではありません。

フリーランスや起業当初は、どれだけ働いても収入がゼロ、あるいは時給換算すると数十円...という時期もザラにあります。

しかし、スキルが上がり、仕組みができれば、会社員時代では考えられない額を稼げる可能性があるのも事実です。

「労働時間の切り売り」から脱却できるかどうかが、ノマドとして長く生き残れるかの分かれ道になります。

番外編:モチベーション管理はどうしてる?

自由すぎるがゆえに、モチベーションが続かない...という悩みもよく聞きます。

現役ノマドたちの解決策はシンプルです。

  • 場所を変える: 飽きたら別の国や街へ移動する(環境による強制リセット)。
  • 無理に上げない: 下がっている時は休み、上がってきた波に乗って一気に働く。

自分の機嫌を自分で取れるようになることも、重要なノマドスキルと言えるでしょう。

まとめ:ノマドの現実は「地味」だけど「自由」

ノマドワーカーの現実は、SNSで見るような毎日パーティーでビーチな生活ではありません。

意外と地味にPCに向かい、日本にいる時と同じような悩みを抱えながら仕事をしています。

しかし、「住む場所を選べる」「付き合う人を選べる」「時間をコントロールできる」という自由は、何にも代えがたい魅力です。

理想と現実のギャップを理解した上で、それでも「挑戦したい!」と思えるなら、あなたはきっとノマドに向いています。

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よくある質問(FAQ)

Q. ノマドワーカーになるには何から始めればいいですか?

これからの時代は「AIスキル」一択です。プログラミングやライティングを0から学ぶ必要はありません。「AIを使ってそれらをどう効率化するか(AIコパイロット)」というスキルを磨きましょう。

具体的には、ChatGPTやClaudeなどのAIツールを使いこなし、自分自身の「AI部下」を持つ感覚を養うこと。そうすれば、専門スキルがなくても「AIオペレーター」として価値を提供できるようになります。まずは副業でAIを活用した案件(SNS運用代行や記事作成など)に挑戦してみるのが最短ルートです。

Q. 英語は話せないとダメですか?

生活するだけなら、翻訳アプリがあればなんとかなります。しかし、現地のノマドコミュニティで交流したり、より深い情報を得るためには、日常会話レベルの英語力(中学英語+α)があった方が圧倒的に楽しめますし、トラブル回避にも役立ちます。

Q. 税金や保険はどうしてますか?

住民票を抜く(海外転出)場合、住民税はかかりませんが、国民健康保険も使えなくなります。そのため、SafetyWingなどの海外ノマド向け医療保険への加入が必須です。確定申告については、日本のクライアントとの取引がある場合など、状況によるので税理士に相談することをおすすめします。

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